目指す目標はみんなが見えるところに明示している
こんにちは、ながそでです。
「チームメンバーに悩んでいるならまずは場を改善しよう」みたいな話を前回しました。協働できる、協働しやすい場に改善する際のポイントを5つ挙げましたが、まだ具体的なところまで深掘りできていなかったので、今回の記事含め5回にわたって5つのポイントをそれぞれ探求していこうと思います。
今回は 目標はみんなが見えるところに明示している について深堀りしていきます!
目次
明示するという言葉の意味
そもそも「明示」の意味が分かっていないことに気付いたので、調べてみました。
めいじ【明示】
《名・ス他》
明らかに示すこと。はっきり示すこと。
「明示」とは 示された人が理解できる内容で示す ということなのですね。
目標が明示されていないとどうなるのか
明示の意味が分かったところで、次に、目標がみんなの見えるところに 明示されていない と一体どんなことが起きるのかを想像してようと思います。
示されていない場合:
チームメンバーが同じ方向を向けず、目標に向うパワーが散漫になってしまう
示されているが内容が理解しにくい場合:
チームメンバー間で目標に対する解釈にばらつきがあり、結局チームメンバーが同じ方向を向けず、目標に向うパワーが散漫になってしまう
以上のことから、目標が明示されていないと、チームメンバーが目指すべき目標が分からず、チームが迷走することになり、チームワークが発揮できない ことが分かりました。「共通の目的、目標を達成する」ことが目的のチームにとって、致命的な状態ですね。目標を明示することの大事さを痛感しました。
目標をどう明示したら良いか
では、具体的にどうやって実現するかを考えるだけになりますが、やみくもに手を出す前に一度冷静になって、軸やポイントを考えてみます。以下2つは私の経験から捻り出したモノです。それぞれ解説していきます!
目標は誰もが理解できる内容にする
他人と認識を合わせることは難しいです。少しでも曖昧な表現があると、チームメンバー間で認識齟齬が発生する可能性が出てきます。そして、その齟齬に気付くタイミングが後ろにずれればずれるほど、後戻りに時間も体力もかかります。そのため多少時間がかかっても、目標の内容は具体的に、明確にしましょう。せっかくチームでやっているので、チームメンバーと擦り合わせながら認識を合わせていくのもとってもいいやり方かなと思います。
目標はよく目に場所に置く
目標は一度共有したら終わり、ではないと思うのです。目標を目にする機会が少なければ、チームメンバーの記憶から段々消えていきます。毎日の朝会、毎週の定例会など、目にする機会を個人ではなくチームとして増やしたり、いつでも誰もが見れるよう共有したりして、目標を身近な存在にできると最高ですね。
まとめ
チームメンバーが協働できる場として、目標をみんなが見えるところに明示するために2つのポイントがありました。
ポイント
- 目標は誰もが理解できる内容にする
- 目標はよく目にする場所に置く
オフラインやオンラインでベストなやり方は変わると思いますが、この2点を意識して目標を明示することで、チームメンバーは同じ方向に向かって一致団結できます。比較的取り組みやすい施策だと思うので、団結力に悩みがある方はチャレンジしてみてください!